犬をとめる
突然ですがうちの犬たちはラブラドール(黒)です。大型犬で、24キロと27キロなので抱っこできません。30キロの米は何とか運べるけれど24キロの犬を抱いて立ち上がれません。なぜなら犬が嫌がるから。動くから。
こっちに連れてきたいからって、抱いてはこれないし、散歩中に何かにワンワン鳴いたって抱っこしてその場を去ることもできません。
犬にこちらへ来させたり、吠えることをやめさせなければどうしようもないのです。
「おいで」だとか「やめなさい」というこちらからの合図で止めなければ解決できません。私は力では犬たちに勝てませんから。
私の先生いわく「犬の欲求をとめる」わけです。
吠えたいなとかあっちに行きたいなはもちろん欲求ですけど、そっちに行きたくないななども欲求だそうですよ。そのどちらの欲求も人間がとめなければならないのだそうです。
今まで私は止められませんでしたが、ようやく最近多少はストップがかけられるようになりました。
犬が冷静で考えられているうちは。
先日、勉強先でうちの犬と別の犬が喧嘩になりました。うちの犬が相手の犬のお尻の匂いを嗅いだからです。まだまだ勉強中の私からではこれしかわかりません。お尻の匂いを嗅いだという事実だけです。もしかしたら犬にしかわからない何か理由があったのかもしれないけれど私には読み取れませんでした。
あっという間に喧嘩です。うちの犬はただでさえ小柄なので転がされていました。普段聞きなれない鳴き声です。どれだけ声をあげても興奮している犬には届きません。ましてや私の声ではなおさらです。止めないと犬が怪我をするけれどうっかり手や足を出すと自分が怪我をしてしまうので、ただ大きな声を出すしかありませんでした。結果から言うと、相手の犬の飼い主さんがストップをかけてくれたのでどちらも怪我をすることなくすみました。
ちなみに普段この2頭がいつも喧嘩するというわけではありません。ちょっとしたことでこうやって始まってしまうのです。犬にもそれぞれされると嫌なことがあって、その行為を「やめてほしい」と断るのですが、それにも上手な断り方があったり、断らずいきなり喧嘩になったりと様々なパターンがあるようです。
たくさんの犬と触れ合うとそのような社会性を育むことができるということがメリットだと思います。
その後、喧嘩をとめるにはどうすれば良いかを教えてもらったところ「物を投げる」と教わりました。声で止めれればいいですけど、無理な場合ということです。
犬が怪我をせず、投げたときに大きな音が鳴るものが良いそうです。バケツとか。犬がびっくりしてやめるからということでした。
手や足を出さなかったことは正解でした。それだけは絶対してはいけないと教わりました。やはり間違えて噛まれて怪我をすることがあるようです。
うちの犬はびっくりしていたけど、私はまた勉強になったなぁとわが犬に感謝してしまいました。
次回からは投げれるものを持ち歩こうかと考え中です。