わが家はちびワン王国

我が家の女王、ただ今1歳半。家族は夫、妻、黒い犬、そして黒い犬。

手首が痛い

タイトル通りです。

数日前から左手首が痛いのです。トイレに入る前に電気をつけるとき、お風呂でシャンプーするとき、娘の背中をトントンするとき。

ひねる、スナップきかすというか動き全般でズキンと痛むわけです。

 

思い当たる節はないのですけど、このズキンという痛みには覚えがあって、「懐かしい。痛みだわ。ずっと前に、忘れていたぁ。」みたいな気持ちになりました。

その懐かしい痛みについて書いてみます。

関係ないけれど、私の前では夫がおニューのカメラを構えてこちらにレンズを向けています。あぁ緊張するなぁ。

 

 

10年近く前のある日、私は右手親指の付け根を負傷しました。この時も動かすだけでかなり痛いし、しかも原因不明。しばらくは放っておいたけれど、当時、レジを打つ仕事をしてましたので、それすら辛くなってしまいとうとう病院へ。

 

近くの整形外科へ行き、レントゲンを撮ったのち診察へ。

医師は「腱鞘炎だと思うよ。ボタンをこうやってずっと押したりしてない?」って親指でボタンを連打するポーズを見せました。

そのポーズに心当たりあり。してます。そのポーズ。昨日の夜もしてました。

 

私はゲーム大好きでその中でも三国無双が大のお気に入り。推しメンは趙雲、字は子龍。

そしてもっともテンション上がるのは、敵兵が山ほどいるところへ槍持・趙雲で向かっていき、ばったばったとなぎ倒すところです。

なので、敵兵に囲まれたところでボタンを連打するわけです。親指でね。

左手でコントローラー握って、右親指でボタンを連打!連打!連打!

先生のおっしゃる通り、ボタンをこうやってずっと押してました、数週間ほど。おかげさまで23歳くらいで腱鞘炎になりました。ゲームのしすぎで。

 

もう、先生の言うことに寸分の狂いもなかったけど、私嘘つきました。

「いやぁ、してないですね。あぁもしかしたら仕事でレジ打つからかもしれません。」って言いました。

言いながら「最近のレジはバーコードスキャンだから指はほとんど使わないんだよな。」って思ってました。

 

先生は「そっかぁ。」って大して興味なさそうにしながら「湿布貼っといてください。」って言った後、「痛そうだから注射しようか。」って言ったので、痛くなくなるならこりゃラッキーって「はいっ!」って返事しましたけど、「どこにするんですか?」って聞いたら「ここ。」って痛いところを指しました。

ここってさ指の付け根よりちょっと下ですよね?想像するにこんなとこに注射しちゃうとさぞかし痛いでしょう。

 

「痛くないですか?」って聞いたら「んー。痛いね。」って言いながら、もう打っちゃう方で看護師さんも動いちゃってたんで、今更「痛いなら嫌だ。」とも言えず台に手を乗せて歯を食いしばっていたら、先生笑いながら言いました。「そんなに嫌ならやめとく?」って。

やめたかった。心の底からやめたかったけど「大丈夫です。」って全然大丈夫じゃない感じで言っときました。

 

痛かった。本当に痛かったです。私は注射は割と慣れているので普通のところにされる分には平気です。針も見ていられる。けど、あそこはダメです。あんなところに打ったら痛いに決まっています。そして案の定、痛かったです。

 

指も痛いし、注射打ったところも痛いし、もう何しに病院へ来たんだかわかりませんでした。

一応、反省しましたんでしばらくは三国無双断ちしました。

そして、湿布を貼りながら様子見てたんですけど、仕事場で「どうしたの?」って聞かれて「ゲームのしすぎです。」なんて言えなくて「ちょっと痛めたみたいです。」って答えておいたら「仕事のしすぎよー。」って言われて、余計辛かったです。

 

っていうあの時の痛みと今の痛みは一緒です。

でも、今回はゲームしてないし、本当に思い当たる節がないのだけど、とりあえず湿布貼っとくかって思って薬箱見たら期限切れてました。

夫に相談したら「薬だからやめときな。カバンの中に塗り薬あるよ。」って言われたんで、それ塗ろうと思ったけど、寝室のクローゼットにカバンをしまってしまいました。

寝室には娘が寝ています。

起こしてしまうとトントンしなくちゃいけなくなって悪化するといけないので、ここはそのまま現状維持とすることにします。