わが家はちびワン王国

我が家の女王、ただ今1歳半。家族は夫、妻、黒い犬、そして黒い犬。

こんなん出ましたー(ラブ子の検査結果)じゃじゃん。

一月ほど前にこんな記事を書いた。

犬も献血するよーーー血液検査もするよーーーって話 - 我が家はちびワン王国

 

あれから早一ヶ月。自分の薬は飲み忘れても、ラブ子の薬は忘れなかった。薬を全て飲み終わり、本日台風による突風にさらされながらラブ子を病院へ連れて行った。

病院好きのラブ子は、自分の番になると我を忘れてシャーと嬉ションをした。おかげでフロアはべちゃべちゃだ。「すみません」とひたすら謝る私に先生たちは「大丈夫ですよ。ちょっと緊張しちゃったのかな。」などと優しい言葉をかけてくれた。

 

娘のお粗相にあわあわしていると先生は「その後体調はどうですか?」と聞いた。テンパった私は「え?いや元々体調悪くて来たわけじゃなくて、そのーえーとたまたま来たら輸血って書いてあってー、えーとそれでー元から元気なので今も元気です。」と意味不明な説明をこのセリフの倍くらいの長さでもごもごと話した。

なんとなくわかってくれた先生はさっさと血をとった。「10分程でわかるから」と待っていたらうちのラブ子はすっかりくつろぎ、待合のソファに上がって寝ようとしている。「おいおい。ここは家じゃないんだよ。大体周り見てみなよ。ソファに上がってる大型犬はいない。ってか大型犬がいないよ。頼むからくつろぐんじゃないよ。」と声に出しながら(隣の人が声を出して笑っていた)約30キロの巨体を下ろすことに待ち時間を費やした。

 

そんなことをしていると先生にまた名前を呼ばれる。少し緊張しながら「はいはい」と答えると先生は。。。。

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「数値は正常ですよ。」と言ってくれた。

 

 

ひゃっほーーーーいいーーーーーーーーだ。

 

 

もうその場で小躍りしても構わないほど嬉しかった。これでラブ子は健康体だ。何も心配する必要はない。というわけでもない。私は聞きたいことがあった。もう落ち着いていたので冷静に話すことが出来た。

 

「ラブ子は6歳になったんですが、これからは血液検査した方がよいですか?」

と質問した。今は、狂犬病、8種ワクチン、半年間のフィラリア、その他具合の悪い時にお世話になっているが、今までは若いからということで血液検査はしたことがなかった。

先生は、「ラブラドールは、他の犬に比べると少し寿命が短いから7歳になるとシニアの括りになるから、健康診断の意味でした方がいいね」と言った。

「シニア!?おいおい待っておくれよ。あのラブ子がもうシニアの一歩手前?」と先生の話を笑顔で聞きながら心のなかではそう思っていた。

ラブ子が来た時、まだ外も歩けなかったのに。(ワクチンが完了してなかったから)動きすぎてちっとも写真が撮れなかったのに。とても小さくて片手で抱っこできたのに。

毎日があっという間でもう6年経っていた。口の周りの白髪を見てもまだ「若白髪だなー」と思っていた。

 

きっとラブ子はかわいいおばあちゃんになるだろう。食いしん坊で甘えん坊なチャーミングなおばあちゃんだ。赤ちゃんだったラブ子もお姉さんのラブ子もおばちゃんのラブ子も全部全部かわいい私の娘だ。

 

きっとラブ子も今日の結果を聞いて安心しているだろう。

 

 

だから

 

帰ってからのう◯こがあんなに立派だったんだね。