たまに泣く娘の話
娘は夜泣きしない子だった。(だったっていうほど大きくなってないが)新生児の頃はお腹が空けば夜中でもないたが、いつの間にか朝まで起きなくなった。トータルだと大人以上の睡眠時間があって当然なのだろうが、娘はトータルでも連続でも大人よりも長い間夢の中にいた。
さすが親子。私もよく寝る子だったらしい。母親があまりにも寝る娘を見て怖くなって祖母に「病院に行ったほうがいいか」と聞くと「寝ているもんは放おっておけ」と頼りがいのある答えが返ってきたらしい。お陰で私はみんながおどろく絶壁頭だ。マッシュルームカットをしても後頭部がマッシュルームってないのだ。ちなみに今でも寝ることは大好きで暇さえあれば寝ようと企んでいるくらいだ。
よく寝て、普段は泣かない娘でもやはり子どもなので泣く時があって当然。娘が主に泣く時は眠い時だ。眠たくなってきたか、寝ていたのに起こされた時のどちらかに限る。その時の泣きっぷりったらもうびっくり。くりびつだ。
たまにあるのが夜眠いのに寝られないときの泣きは本当にすごい。正直げんなりする。娘は眠たい場合に寝かしつけられることを極端に嫌がる。背中をさするとかとんとん叩くなど王道をいこうとすると、「ぎゃー」とさらに泣く。それならばと抱っこしてみると「びょえー。寝るー」と叫び体をのけぞらせる。泣いている姿を見るとかわいそうな気持になるが打つ手なし。しかもよく見てみると娘は目をつぶったまま泣いている。なんて器用な泣き方をするのだろう。もうそんなに眠たいなら寝ちゃえばいいのにと心の中で思っているが、こういう場合は一度起こすのがいいそうだ。
そう聞いてチャレンジしてみるがさすがよく寝る娘。「おーい。一回起きてみなー」などどいう私の感情のこもらない声は娘にはさっぱり届かない。それならば「アンパンマンだよ。」「ワンワンだよ。」と起きている時ならば目を光らせそうなセリフを言ってみると、やや薄目をあけるがそこに該当者がいないことを確認すると、「嘘ついてんじゃねーー」という雰囲気の泣き方をする。
ダメだ。お手上げだ。もうかれこれ1時間はこんなやりとりをしている。そうなるとまさしくお手上げ。布団に寝し横にごろんとなりほおっておくのだ。手を出すとさらに泣き喚くためそれもできず、ただ泣いている娘に声をかけながら横にいるという何の役にも立たない母親になるしかないのだ。仕方ないよなーと思いながらも娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。いたたまれない。そうこうしていると泣き疲れて眠っていくのだ。ぐちゃぐちゃになった顔を拭いて、布団をかけて私はそおっと娘のそばを離れる。
と同時に「ぎゃーーーー」だ。オーマイガッ!背中にセンサーついてんの?重さとか量れるようになってんの?すんごい装備してるねーーー。
きっちり眠っていないと私は布団から動くことはできない。立ち上がるだけで逆戻りだ。娘にも私にもいいことはひとつもない。だから、そうだもう少し寝ていよう。
寝ていよう・・寝てい・・・寝て・・
グーーーーカーーーーグーーーーカーーーー(私が寝た)
ってな感じで一緒になって寝てしまう。しかし自分のやりたいことをするには娘が寝てからでないとできないのでなんとかがんばって起きたい。今日は娘が寝るまで我慢できたが寝ることも好きな私は起きるのに猛烈な意気込みが必要だ。
今日はやりたいことがあったので猛烈な意気込みで起きている。やりたかったことというのはTwitter。今までやったことなかったけれど、昨日の記事を書いてツイートしてくださる方がいたのでこれはそろそろ私もデビューしちゃったほうがいいんではなかろうか。という気持ちになり午前中から挑戦して、ようやくさっきできた。何やっても時間かかるなー。
ブログ・Twitterともどもよろしくお願いします。
うっわー!!始めちゃったよー!
— ちびワン (@tibiwanwan) 2014, 9月 29