わが家はちびワン王国

我が家の女王、ただ今1歳半。家族は夫、妻、黒い犬、そして黒い犬。

母はがんばったのだ

こんばんは。

 

突然だが今日こんなことがあった。

 

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分かりにくいと思うけれど(むしろこれでわかったら天才だ)犬達を外に出そうと網戸を開けたら入ってきたんだよね。ハチがさ。

 

 

しばらく前に蜂の巣を作られたので「ハチコロリ」的なもので巣ごと退治したのだが、その時たまたま留守にしていて、難を逃れたハッチーが家を探しに帰ってきていた。

何日かそのままにしていたら来なくなったので、きっと新たな場所でスタートを切ったのだと安心していたらなんと戻ってきたのだ。恐ろしく執念深いハッチーだ。

 

 

私は虫が大の苦手だ。昔はこおろぎを手に乗せてふんをさせるほど虫達とは通じあっていたのに、今やこおろぎはおろかありですら勘弁してほしいくらいだ。昔通じあっていたというのは私の思い込みなのかもしれない。

 

そんな私がハッチーを目撃した瞬間です

 

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普段は小さな目も倍になり、普段から大きな口は更に大きくなりもうマンガそのもののような顔になった。では、私の奮闘ぶりをお伝えしよう。

 

*結果を先に言うと逃せなかったので、それがいけすかない人は見るのをやめていただいたほうがよろしいかと思う。

 

 

 

♪チャラン

 

母はハッチーに優しく話しかけた。「もうお家はないから外に行ったらどうかしら?」

ハッチーは母を無視した。

母はスピリチュアルダメージを受けた。しかし、娘の安全を思い奮起した。

母はカーテンを揺らし、ハッチーに外へ出るよう促した。

ハッチーは再び母を無視しぶんぶん飛び回っている。全体攻撃だ。

母は「ギャー」と叫び走り回っている。娘は、「むしー」と叫び走り回っている。

犬は「ワン」と言ってハッチーを食べようとした。が失敗した。

 

母は意を決した。「うぉーーーーー」と叫び、残っていた「ハチコロリ」的なものをどこからか持ってきて、ハッチーへ吹きかけ続けた。しかし、すぐなくなったので別の虫対策スプレーを探しに行った。

 

ハッチーは最後の力を振り絞って椅子の脚の裏側へ隠れた。

母は別のスプレーでハッチーに追い込みをかけた。

 

♪ティリリティッティッティー

 

母はハッチーに勝利した。

 

 

厳しい戦いの後、スプレーで床がテッカテカになっていることに気付き、子どもたちに「あっち行ってなさーい」と叫びながら雑巾がけしましたとさ。4回くらい雑巾洗ったなー。あんなに掃除したことないってくらい磨いたよ。

 

 

我が家は夫も虫嫌いだ。電気虫くらいなら大丈夫だがそれより大きくなるとこりゃ大変。とりあえずバタバタ逃げまわり、どうやって処理するかの相談になる。新聞?ティッシュ?いやそれじゃ無理。などと虫から目を離さずに会話するのだ。

 

つい先日はちょいデカめの相手が現れた。夫は最初、たもを買ってくると言い出した。いやいやわざわざたも買いに行って、100歩譲ってそのたもで捕まえたとしてそれからどーすんだよ。虫かごまで買っちゃうの?となって、なぜだかビニール袋でホワっとしたらどうかということになった。不思議なことにこの作戦にはかなりの自信があった。

実際ホワっと捕まえることができたので、その後の処理は夫に任せた。私だってやればできるのだ。

 

 

今日だって私はがんばったと自分で思っている。

今までだったら逃げてその部屋には入らずに夫の帰ってくるのを待つか、夫の両親に電話をしている(すぐそこに住んでいるため)

しかし、いつまでもそんなことではいけないのだ。私は母親なのだから子どもたちを守らなければならない。

 

 

母は明日もがんばるよ。(たぶん)