わが家はちびワン王国

我が家の女王、ただ今1歳半。家族は夫、妻、黒い犬、そして黒い犬。

はっぱーぱぴーゆの憂鬱

こんばんは。はっぱーぱぴーゆです。

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先日は私の悩みを聞いていただいてありがとうございました。

今日も聞いていただけます?

 

今日は、お父さんとお母さんが娘さんを連れてショッピングに出かけたんですよ。

12月20日に家族でお出かけ?それって目的は一つじゃないかしら?

これはやべぇってんで私なりにがんばってみたんです。

まぁ私なりっつったってぬいぐるみなわけですから、やっぱりケーキは片手持ちだし、なんら変わりないわけですけど、気合だけは入れておいたんです。

 

お世話ちゃんがきてもいいようにね。

お世話ちゃんとはこちらです。

こんなのが来た日には私はもうどうにもなりません。新しい物好きの娘さんにはぽぽちゃんとやらが輝いて見えるでしょう。

 

どよんと曇り空な私の元へ帰ってきた娘さんが抱えていたのはこちらでした。

 

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ぽぽちゃんではない。ではないけれど同じ種族であることは一目瞭然。

けれどお色がカラフルでいらっしゃる。あげく靴履いてるわ。ピンクの。私なんて素足だってのに。

しかもよく見るとこの子無防備。ケーキどころか何も持ってない上に歌も歌わないんですってよ。なのに娘さんの抱っこ攻撃を独り占め。私しょんぼり。

 

おもちゃ屋さんに行ったお父さんたちはぽぽちゃんを娘さんとご対面させたそうだけど、娘さんがちっとも興味を示さなかったようなので、今ハマっているアンパンマンシリーズの中からぬいぐるみを選ばせたそうです。

お父さんが「ぱっぱーっぱっぱが気にしてるからぽぽちゃんはやめよう。」って言ってくれたらしいけど、名前が違うわ。はっぱーぱぴーゆだから。

ぽぽちゃんは来なかったけどドキンちゃんが来た。素敵なオレンジの彼女が娘さんのぬいぐるみーずの一員になってしまいました。

 

きっと娘さんは私には見向きもしなくなるのだと思っていたけれど、娘さんは私のことを忘れていなかったの。

         

なんと犬のラブ子さんと同じベッドへ入れられました。ニューフェイスドキンちゃんと一緒に。

ラブ子さんは顔出しNGらしいから写真ないんだけど、最初は隣に座らされてただけだけど、最終的には上に乗せられました。

娘さんは犬とかぬいぐるみとかわかってないからみーんな友達って感覚だけど、こっちとしては正直固まるよね。ってかラブ子さんも固まってたよね。楽しそうなのは娘さんだけでした。

でもそういう娘さんがいいのよねって思って自分の中で納得してた。なのに、寝るときに娘さんが「ドキンちゃんアンパンマンとねゆ。」って言ってるから、お母さんが「はっぱーぱぴーゆは?」って聞いたら、あの子「いらにゃい。」って言ったもんだから、納得ふっとんだわ。

 

おーいおいおいおいおい。早くない?それひどくない?

お母さんが「じゃあママがはっぱーぱぴーゆと寝るわ。」って言ってくれたからなんとか布団には入れたけど、これじゃこの先不安だわ。

もうケーキ離しちゃおうかしら。英語じゃなくて中国語あたりで歌ってみようかしら。

無理だけど。

 

むりやり寝ることにします。明日はどうなるかしら。

 

 

 

 

はっぱーぱぴーゆの悩み

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こんにちは。はっぱーぱぴーゆです。

ここの娘さんのお誕生日の日に娘さんとお友達になるために来たんだけど、あれから10ヶ月。

 

娘さんはすんごく力持ちでやや乱暴者よりなので、私を抱っこってかぶら下げるってか表現しにくい持ち方をするので、いつの間にか右手はケーキから離れて、支えることができてません。だるんだるんです。

 

あげくここのお母さんは、自分で付け直したボタンが付けた1分後くらいにぶっ飛んでくほどの不器用なので、ちっとも私を直しちゃくれません。

もう何ヶ月も左手だけでケーキ持ってっからプルプルしてます。左手が。

心なしか左手だけ筋肉質になってきてるような気もします。正直、次のお誕生日までケーキ持ってる自信ない。

 

どうして私がお誕生日に来たかというと特技が歌を歌うことだからです。

私は「ハッピーバースデー」の歌を歌います。

大事なことをつけ忘れたのでもう1回言います。

「ハッピーバースデー」の歌を英語で歌えます。しかも前後にメッセージもつけてます。

でも、ここの家族は何言ってるかわかってないでしょう。ぼーっとしてる顔見たらわかります。わかってないに決まってる。

 

さらにサービスでケーキについてるろうそくだって消すんですよ。

 

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 見えます?歌ってる間はろうそくついてるんですけど、歌い終わったら消します。

けどここの娘さん、最近ろうそく消すのにハマってるもんだから、私がまだ歌ってるのにケーキつかんで「ふうふう。」言ってるわけ。

いやちょっと。歌わせなさいよ。歌うためにきてるわけ。いやむしろ歌ってろうそく消すために来たって言っても過言ではない。なのに歌わせない、消させないって娘さんオニか。

 

お母さんは写真撮るために私をガン見してた時に気付いたみたい。私が歌ってるとどこかから「キーキー」なってることに。音が鳴るってことに気付いたんだか娘さんが乱暴ってことに気付いたのかはお母さんのみぞ知る。

 

娘さんは私のだるんだるんの右手をつかんで部屋中を歩き回ります。

「はっぱーぱぴーゆ、うんちでたー。」っと言っては私を宙づりにします。

いや出ないわ。ほら私ぬいぐるみだし。といっても宙づりは勘弁願います。

 

ときには「はっぱーぱぴーゆ、おふろいくー。」と言って風呂場へ連行しようとします。

いや入れないわ。私、電池入ってるし。壊れるでしょうよ。

なんとかお母さんたちが話をそらしながら私を救出してくれました。

 

たまには一緒に寝てくれる時もあります。私を抱っこしながら気持ちよさそうに寝ているとケーキを持つ左手も俄然ムキッとなります。落としてはなるまいと気合いも入るってもんです。

 

ここのおうちには他にも数体ぬいぐるみがいます。娘さんはかわりばんこに遊んだり、一緒に寝たりしてるんですけど、今日お父さんが言ってるのを聞いてしまいました。

「おかめちゃんのクリスマスはこんなのどうだい?」

 

ちょちょちょちょ。リアルなの来た。お世話人形ってのこれ!?

ミルクあげたりおむつかえたりできるみたいです。確かに最近の娘さんは、ぬいぐるみーずにごはんあげるって言ったり、おむつかえるってひっくり返したりしてるからこれはもってこいかもしれない。

 

ジェラシー。ザ・ジェラシー。

ただでさえぬいぐるみーずの中で熾烈な順位争いがあるってのに、新入りなんてたまったもんじゃないわ。

お父さん、ちょっと考え直してほしい。これはまだ娘さんには早いんじゃないの?

ぶんぶん振り回すだけよ。私の二の舞よ。

いや、ちょっと待って。考え直すのは私かもしれないわ。

 

うんちしないとか言ってたらダメなのかも。人は変えられないんだから自分が変わらなきゃ。

よし。私、おむつするわ。うんちとか一切出ないけどとりあえずしてみるわ。

ミルクは飲めないし、お風呂は入れないけど、ここは譲り合いましょう。私側も譲歩してしておむつするから、娘さん側も譲歩してお世話ちゃんは見送りましょう。

 

私はね娘さんが名付けてくれた大事な名前だからもっと呼んでほしいと思ってるのよ。

もっと一緒に「ハッピーバースデー」の歌を歌いたいと思っているのよ。

「ハッピーバースデー」って言えない娘さんがはっぱーぱぴーゆって言ってるのがそのまま名前になったんだから。

 

これははっぱーぱぴーゆからの提案です。

お母さん!おむつを持ってきてちょうだい!

 

 

 

 

 

 

 

キュっとハンドルを切る夫がカメラを買いました。

先日、出勤前の夫が言いました。

「相談があるんだよね。」って。まさに家を出る直前に。さらっと。

夫が私に「相談がある。」と言うときは決まって欲しいものがあるときです。

 

私はずぼらでだらしないくせにわが家の大蔵大臣(言い回し古い?)を任されてますんで、一応私に許可を得てもらいます。

一応ですよ。一応。九分九厘OK出ますよ。ってか出しますよ。

 

「相談がある。」と言われると「何が欲しいの?」って返すのが常套語なわけなんですけど、その時はあまりにも時間がないんで説明してもらえませんでした。

「また言うよ。」っつって引っ張る夫。気になる私。

でも、敢えて言うの待ってみました。そしたら勤務中にラインしてきました。

 

これなんだけどっつって。

 

 

 

カメラだった。そしてやっぱり欲しいものだった。

アタッタヨーーーーー。オカアサーーーーーーン。

 

夫はメガネ男子で(男子って年ではない)カメラ小僧(小僧って年でもない)です。

いつからかカメラが大好きでどこかへ出かけるときはやたらデカメラを持っています。

 

風景や動物(うちの犬)人間(うちの娘)を撮っているようで、さらには朝日なんかも撮ります。仕事の日は何回も起こさないと起きてこないくせに、朝日を撮りたいときは一人で起きて暗いうちから出かけるんです。(私は起きない)

 

相談受けて即答するんもアレなんで「ちょっと考えるわ。」って言ったら、数日後、出先で「んでアレはどう?」みたいに熟年夫婦の会話っぽく聞いてきたんで、「アレね。まぁいいよ。」って短く答えたら、「じゃあ見に行こう。」ってイオンの駐車場から出る寸前で、家と反対方向へハンドルをキュっときりました。

 

彼ね、本当、行動力すごいんです。決めたらすんごい早いです。あの時のハンドルの切り方もかっこよかったですよ。キュっとね。キュっときってました。

ハンドルを数回キュキュキュッときってカメラ屋さんに着いたら、お目当てのカメラにまっしぐらです。

その時は肩で風きってる感じで、行動力もさることながら男気もあるなぁなんて感心してました。

 

行動力と男気を備えた夫は購入までも早かったです。在庫確認してもらって「あと1台です。」って言われたら、「いい?」って私に聞いたんで「うん。」って言ったら「じゃお願いします。」って。はえーーーーーー。

いやね、買いに行ったんだからいいんですよ。

ただ、私はそれができません。欲しくて行っててもとりあえず店出てうろうろしながら考えるんです。「どうしようかなぁ。買おうかなぁ。」って。

何にもすぐ決められないから夫のそういうところは感心するんですよ。

 

「やっぱ早いなぁ。」って思ってたらあっという間に買い物袋提げて店外におりました。

袋持ちながら夫は言ったんです。「めちゃ緊張した。」って。「すごく欲しいものだったからドキドキした。」って。

まぁ。なんてことでしょう。行動力とホニャララを備えてる上にそんな繊細な心まで持ってるなんて、おぬしなかなかやるではないか。

 

夫は私に相談する1ヶ月ほど前から私に相談することを悩んでいたようです。

そんなに欲しかったんなら買ってよかったなぁと思いました。カメラのことわかんないけど。カメラって見すぎてゲシュタルト崩壊してるけど。

 

 

 

 

 

 

手首が痛い

タイトル通りです。

数日前から左手首が痛いのです。トイレに入る前に電気をつけるとき、お風呂でシャンプーするとき、娘の背中をトントンするとき。

ひねる、スナップきかすというか動き全般でズキンと痛むわけです。

 

思い当たる節はないのですけど、このズキンという痛みには覚えがあって、「懐かしい。痛みだわ。ずっと前に、忘れていたぁ。」みたいな気持ちになりました。

その懐かしい痛みについて書いてみます。

関係ないけれど、私の前では夫がおニューのカメラを構えてこちらにレンズを向けています。あぁ緊張するなぁ。

 

 

10年近く前のある日、私は右手親指の付け根を負傷しました。この時も動かすだけでかなり痛いし、しかも原因不明。しばらくは放っておいたけれど、当時、レジを打つ仕事をしてましたので、それすら辛くなってしまいとうとう病院へ。

 

近くの整形外科へ行き、レントゲンを撮ったのち診察へ。

医師は「腱鞘炎だと思うよ。ボタンをこうやってずっと押したりしてない?」って親指でボタンを連打するポーズを見せました。

そのポーズに心当たりあり。してます。そのポーズ。昨日の夜もしてました。

 

私はゲーム大好きでその中でも三国無双が大のお気に入り。推しメンは趙雲、字は子龍。

そしてもっともテンション上がるのは、敵兵が山ほどいるところへ槍持・趙雲で向かっていき、ばったばったとなぎ倒すところです。

なので、敵兵に囲まれたところでボタンを連打するわけです。親指でね。

左手でコントローラー握って、右親指でボタンを連打!連打!連打!

先生のおっしゃる通り、ボタンをこうやってずっと押してました、数週間ほど。おかげさまで23歳くらいで腱鞘炎になりました。ゲームのしすぎで。

 

もう、先生の言うことに寸分の狂いもなかったけど、私嘘つきました。

「いやぁ、してないですね。あぁもしかしたら仕事でレジ打つからかもしれません。」って言いました。

言いながら「最近のレジはバーコードスキャンだから指はほとんど使わないんだよな。」って思ってました。

 

先生は「そっかぁ。」って大して興味なさそうにしながら「湿布貼っといてください。」って言った後、「痛そうだから注射しようか。」って言ったので、痛くなくなるならこりゃラッキーって「はいっ!」って返事しましたけど、「どこにするんですか?」って聞いたら「ここ。」って痛いところを指しました。

ここってさ指の付け根よりちょっと下ですよね?想像するにこんなとこに注射しちゃうとさぞかし痛いでしょう。

 

「痛くないですか?」って聞いたら「んー。痛いね。」って言いながら、もう打っちゃう方で看護師さんも動いちゃってたんで、今更「痛いなら嫌だ。」とも言えず台に手を乗せて歯を食いしばっていたら、先生笑いながら言いました。「そんなに嫌ならやめとく?」って。

やめたかった。心の底からやめたかったけど「大丈夫です。」って全然大丈夫じゃない感じで言っときました。

 

痛かった。本当に痛かったです。私は注射は割と慣れているので普通のところにされる分には平気です。針も見ていられる。けど、あそこはダメです。あんなところに打ったら痛いに決まっています。そして案の定、痛かったです。

 

指も痛いし、注射打ったところも痛いし、もう何しに病院へ来たんだかわかりませんでした。

一応、反省しましたんでしばらくは三国無双断ちしました。

そして、湿布を貼りながら様子見てたんですけど、仕事場で「どうしたの?」って聞かれて「ゲームのしすぎです。」なんて言えなくて「ちょっと痛めたみたいです。」って答えておいたら「仕事のしすぎよー。」って言われて、余計辛かったです。

 

っていうあの時の痛みと今の痛みは一緒です。

でも、今回はゲームしてないし、本当に思い当たる節がないのだけど、とりあえず湿布貼っとくかって思って薬箱見たら期限切れてました。

夫に相談したら「薬だからやめときな。カバンの中に塗り薬あるよ。」って言われたんで、それ塗ろうと思ったけど、寝室のクローゼットにカバンをしまってしまいました。

寝室には娘が寝ています。

起こしてしまうとトントンしなくちゃいけなくなって悪化するといけないので、ここはそのまま現状維持とすることにします。

 

 

 

 

 

なりたかったもの。なりたいもの。

小さい頃は「将来なりたいもの」がたくさんあった。

学校の先生、看護師、通訳、心理学に携わる仕事、歌手。思い出せるだけでこれだけありました。

昔から、何事も長続きしないし、言うことがコロコロ変わって結局どの職業にもつけなかった。夢ばっかり大きくて実現させるために何にもしなかった。漠然とどれかにはなれるんじゃないかと考えていた。

そのくせ毎日、のんべんだらりと暮らすことが割と気に入っていた。

 

そのうちなりたいものがなくなった。学校を卒業してからは毎日、仕事して家に帰ってご飯食べて、お風呂に入って、寝て、起きて、また仕事。たまに彼氏と遊ぶ。

 

その生活を続けているうちに結婚した。

私はお嫁さんになった。夫ができて犬を飼って新しい家族ができた。元の家族も大事だけど、優先すべき生活をすることになった。

 

⚪︎⚪︎さん(夫)の奥さんになってから数年。

私は母親になった。娘という新しい家族ができた。毎日、娘に振り回される生活をすることになった。

 

もうすぐ1年10ヶ月経つけれど、相変わらずわが家は娘中心にまわっている。

部屋は娘仕様のアンパンマンモデルだし、夫は毎日「どんぐりころころ」だとか「きらきらぼし」を歌わされている。私にいたっては先ほどおたまで頭を叩かれたのだ。あまりの痛さに泣くところだった。

 

娘がお腹にいる頃私は「ステキなお母さん」になるのだ、と思っていた。

昔と同じように、何もしなくてなれるんじゃないかと軽く考えていた。子供が夜中にどれだけ泣いたって笑顔で抱っこできると思っていたし、自分の身だしなみだってきちっとするのだと決めていた。

 

しかし、今のところどちらもできていない。泣き止まない娘にイライラするし、言ってもわからないってわかっていても怒ってしまう。怒るのではなくて叱りましょうって言われたけど、完全に怒っている。

 

「なんでそんなに泣くの!?」って思って、抱っこしてるから娘は余計泣き止まない。癇癪おこして物を投げる娘に「ダメって言ってるでしょ!」って言いながら「怒鳴るのがダメなのに。」って思っている。

 

正直、私は怠けている。疲れてくると泣いてる娘を少し放っておいたり、娘が起きてても寝てたりしている。「お母さんてこんなんじゃないよな。」って鬱々とした気分になることあるし、さらにそんな私にいつも通り笑う娘を見るとまさしく泣ける。

 

ステキなお母さんになろうって思った10分後くらいには私はやっぱりダメなお母さんだと真逆のことを思いながら、毎日暮らしている。毎日、毎日それの繰り返し。

 

そんなダメ母さんは本日、娘とプレ幼稚園に行った。

幼稚園の本コーナーから娘が2冊本を持ってきた。めずらしく絵本を読むのかなと思って見てみたら、「お母さん、頑張りすぎないで」ってのと「子供は毎日が旬」みたいなタイトルだった。

これ絵本じゃねぇ!って思ってたら、娘が私に渡してきたのは「お母さん、頑張りすぎないで」の方だった。自分はもう1冊を握って離さなかった。

 

周りに人がいたから「お母さん全然頑張ってないよ」って言いながら笑っといたけど、本当は泣きたかった。

娘が「お母さん、頑張りすぎないで」って言ってくれてるんだって思ったんじゃなくて、娘は私が頑張っていないことを知っているのだと思ったから。

そう思うほど私は自分がきちっとしていないことに罪悪感を感じている。

 

母親としてきちんとしなければと思って寛容なって娘に接するときもあれば、キャパが狭くなって何してもイライラしてしまうときもある。

それを娘は知っているんじゃないかと思ってしまったのだ。

 

私の思うきちっととはなんだろう。娘にどうしてほしいと思っているのだろう。娘をどうしようと思っているのだろう。

娘にあの本を渡されてからしばらく考えているけれどちっともわからない。

だいたい、娘をどうかしようと考えること自体おかしいのかもしれない。

 

でも、ふと思い出した。娘が持っていた本。「子供は毎日が旬。」

そうだ。娘は毎日が旬なのだ。話せる言葉もできることも毎日増えていくし、毎日毎日楽しくてしょうがないみたいな感じに見える。

旬な時を過ごす娘を見逃すのはもったいないことこの上ない。

そうだな。そう思うようにしよう。よし、これでいこう。ステキなお母さんはやめよう。

 

私は旬な娘を見逃さないお母さんになりたいと思う。

 

 

と無理やりこじつけたところで今日はおしまい。

ホルモンのせいなのです。

妊娠中から産後までホルモンバランスが変化するって聞きました。

「なんとかゲン」とか「なんとかロン」とかがわっしょいわっしょいしちゃってるってじ話です。

 

身体的なことでいうと、

  • シミ、肝斑ができる
  • 白髪、抜け毛が増える
  • 便秘になる

 

精神的なことだと

 

 

などがあるようです。

 

産前は産むことのみに集中していたので、そんなこと1ミリも考えてなかった。

うちの母親は子供を産んだ後、毛が切れて大変だったというのは聞いたけど、

「鼻からスイカ」と例えられる出産の痛みに耐えれるかどうかばかり気にしていたので、

ホルモンバランスを軽く見てた。

 

軽く見た結果、私はかなり情緒不安定だった。

毎日、布団で泣いていた。しくしくと泣いて負の空気を実家に撒き散らしていた。

産後は好きなだけご飯を食べれると楽しみにしていたのに、それも食べなかった。

 

産後ってつれええぇぇぇえええ。って思っていた。

 

 

産後の話ーたまにはマジメに書いちゃうよー - 我が家はちびワン王国

 

 

妊娠中・産後に関わらずホルモンバランスは変化するようです。

生理前にイライラするとかニキビができるなどもそれが一因と言われているようですね。

確かに、イライラする。30歳超えたけどまだニキビできる。

 

全部が全部ホルモンのせいかどうかはちょっとよくわからないけど、

そうだと思えば、「ホルモンのせいなら仕方ないかー。」って思えちゃったりする自分。

もしかしたらそう思えるのはそれぐらい軽いってことかもしれないけれど。


今、すっごい悩んでいることがあるんですけど、これもきっとホルモンのせいだわ。そうに違いない。


アゴにヒゲ生えてきた。数本。

割としっかりしてるやつ。数本。


これはきっとホルモンのせいだね。よしっ!ホルモン調整してみよっか。私。


 

 

アイドルと私。

中学から高校にかけて、そりゃもう大好きなアイドルがいました。

その頃っつったらもう女の子はたいていジャニーズの誰かが好きで、学校へ行けばそのアイドルの話で盛り上がってたわけですが、それがなぜだかうまいこと被らないんです。

 

ですから、当時山ほど種類があったアイドル雑誌を1人1冊買うことにして、その中から自分が好きな人のところを破っていき、スクラップしちゃうっていう地味な作業も楽しんでました。

夏休みの新聞のスクラップはできなかったのに。

 

コンサートと呼ばれるモノにも積極的に行きましたとも。

あるあるでしょうけど、「今、目があったよ!こっち見てた!私に手振ってたよ!」ってセリフも行くたびに言いました。

たぶん合ってないし、こっちも見ていないのに。

 

その当時で初めてプリント倶楽部では雑誌を持っていくと2ショットぽく写せるってのがあったんでそれもやりました。数え切れないくらい。

一緒に撮った風にすることに頭を使ったよね。でも、やや照れちゃって微妙な距離があるわけ。それがまた初々しいって感じで撮れてたりもする。

いやいや、一緒じゃないよ。質感が全然違うのに。

 

ポスターだって部屋中に貼ってました。貼ってないのは天井だけってくらい壁は埋めてやりました。ベットの横には一番お気に入りのものをチョイスして、丁寧に貼り付けたわけです。寝る直前も朝起きてすぐも見れるよ、グヘへへへ。

画鋲で貼ったら父に叱られました。穴だらけにするんじゃねぇって。

 

グッズを売っているジャニーズショップなるものにも何度か足を運びました。友達と電車を乗り継ぎ、到着すると長蛇の列。入るのにも順番待ち、中へ入っても溢れるほどの人で、欲しい写真の番号を書いて出すという学校の修学旅行方式みたいな感じだった気がします。もう記憶薄れちゃってはっきりしませんけど。もうテンション上がっちゃって「あたし買っちゃうぅぅ!」って。

その写真、どこいったかわかりません。誰か知りませんか?

 

その頃、ポケベルが鳴らなくてを持ってたんです。友達同士で送り合うときに文章の後にイニシャルを入れることにしてたんですけど、ある日イニシャルの代わりにアイドルのイニシャル入れちゃったら、想像以上にテンション上がっちゃったんで、それからその友達からの連絡はアイドルからのメッセージみたいになっちゃいました。

これ一体、何やってんでしょうか?

 

本当気持ち悪いんですけど、私結婚できるって思っちゃたりして、あわわわわあわああ。

私、彼と将来結婚できるんだわっつって本当現実見えてないっつーか見てないっつーか。その頃の自分に会えたら、「おいっ!現実見ろ!もっと将来のこと真面目に考えなさいな!」って両肩を持ってブンブン揺らしたい。

 

雑誌のインタビューで「朝はキスで起こしてほしい。」なんて書いてあった日には、「起こすぅ!オコスゥ!ワタシガオコスカラァ!」って興奮してました。

穴があったらはいリタイア。私どうしてこんなことを書いておるのやら。

 

懐かしひ思い出。彼のことは素晴らしい思い出の1ページとしてアルバムにちゃちゃっとはさんで、棚の一番奥にしまっておきます。

 

そういうわけで以上「アイドルと私」でした。

おしまい。